『舟を編む』
本屋大賞第1位など受賞し、
ベストセラーになりました。
度々書評で取り上げられているので
辞書を編集する人たちの小説ということは
知っていました。
知人に勧められ、ついでに貸して頂きました。
『辞書』がテーマですから
勝手に重々しいと思っていましたが、
軽やかです。
最近の流れのようにも感じますが、
サラリと読めます。
『辞書』ってフツーに使っていますけど
日々新しい言葉が生まれる中
『辞書』をつくるということが
こんなに情熱的なものとは知りませんでした。
以前、村上春樹氏が
無人島に行くときに1冊だけ本を持っていくなら
辞書かな、というようなことを書いていましたが、
『辞書』の面白さ、奥深さが伝わってきます
めれん、という言葉は知りませんでした。
知らないことだらけです。
(意味はぜひお読みください)
何かに打ち込むということは
素敵なことです。
繰り返しますがサラリと読めるので
蒸し暑い中でもお勧めです。
名古屋は昨日から入梅です。
体調管理にお気を付け下さい。
2012.06.09|コメント(0) | BLOG,院長の診療日誌