『大人の流儀』

『大人の流儀』
伊集院静 講談社

伊集院氏の著作を読むのは
初めてでした。

直木賞作家で、
女優夏目雅子さんの夫だった
ということしか知りませんでした。
(最後の章で夏目雅子さんについて
書かれています。)

普段手に取るのは
小説ばかりですが、
(自己啓発本もここ数年はよく
 読んでいますが)
友人というか人生の先輩にあたる方に
この本を頂いて読みました。

エッセーもなかなか良いものですね。

帯の顔写真もちょっとコワモテなので
(伊集院さんごめんなさい)
現代の大人たちへの叱咤がベースの
厳しめのエール。
ですがその奥に優しさを感じる文章です。

特に若者に向けての優しさが
(甘やかすのとは違う)
伝わってきます。

大人としての身嗜みの大切さ、
まず必要なのは体調。
体調を崩していては相手の方に失礼。
(体調管理に気をつけます)

そして、清潔さ。

伊集院氏が訪れる料理屋さんで
最初にチェックするのは
清潔さだそうです。
清潔、身綺麗は丁寧につながり、
丁寧は仕事の基本である、と。
これは飲食店だけではなく、
クリニックにも当てはまります。

もう一つ。
「さぞ苦しいだろうが、
君の今の苦しみはやがて
必ず君の力になる」

人間、底力が大切。
二十歳を過ぎれば
顔や表情にその人の人生が現れます。
それを見抜く力は
誰にだってあるのだと言っています。

これって、
『艱難汝を玉にする』
苦労は買ってでもしなさい、
というのと一緒ですよね。

わたくしも精進いたします。

(このあとしばらくエッセーにハマっています)

2011.06.07|コメント(0) | 院長の読書感想文

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