楡 周平 「再生巨流」

ここ数年で一番お気に入りの一冊を
ご紹介します。

楡周平、にれしゅうへいさんといいますが、
そもそもハードボイルドな
「Cの福音」シリーズが気に入っていました。

「再生巨流」数年前に図書館で出会い、
文庫本になったのを機に購入しました。

運輸会社を舞台に
左遷された主人公が新規ビジネスを
立ち上げるストーリーです。

「ロジスティックス」をキーワードに
(この意味はぜひこの本の中で!)
仕事に対する姿勢、情熱を熱くみせつつ、
プレゼンや仕事の進め方や
プロジェクトマネジメントなど
ビジネス本、自己啓発書に
出てくるような内容を
織り込んだ素晴らしい小説でした。

教科書などには赤鉛筆で
アンダーラインを引く私ですが、
小説でアンダーライン、書き込みをしたのは
この「再生巨流」が初めてです。

当院スタッフの夏の課題図書にしようと
思っています。

2008.08.01|コメント(0) | 院長の読書感想文

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