チーズはどこへ消えた?

11月末に締め切りました
院内課題図書。
今回はまずわたくしの感想。

世界では自分の力ではどうすることも
できない環境の変化が起こります。
身の回りでもそうです。
サブプライムショックなど景気、政治、
医療行政、さらに言えば、自然。
自然を相手に天気、天候、地震などなど。

でもそういった中で、いかに小さな変化に
センサーを働かせ、察知するか。
そしてその変化に適応できるよう、
自らが変わり続ける。
といったことが主旨だと思います。

ただし、
「まわりの変化に振り回される」
わけではありません。
というか、まったく異なります。
ベースになるもの、基本の芯のところを
ブレることなく、柔軟に対応する。
これが重要だと思います。

まったく個人的なことですが、
わたしの好きな言葉は
『柔軟=flexible』
です。
そもそも高校時代に英語で習ったこの
単語の響きも気に入りました。

もうひとつの主旨は
『シンプル』
どんなことにもその根底に流れる
シンプルな理屈があるように思います。
複雑に考えるのではなく、
できるだけシンプルに考える。
それによって無駄な力みがなくなり
肩の力が抜けるのではないでしょうか。

愚直に、シンプルに、ただ基本に忠実に。
クリニックでは基本理念に照らし合わせ、
どのように行動したら患者さまに
お役にたてるのか。
それを常に意識して
行動していきたいと思います。

クリニックの内容も複雑にして
しまうと皆の共通理解が困難になります。
考え方、ものごとの進め方、
いずれも複雑にせず、シンプルにして
スタッフ一同それを共有することで
ベクトルを一つにして頑張って
いきたいと思います。

シンプルに、柔軟に。

『チーズはどこへ消えた?』
ある意味抽象的なストーリーですが、
そのようなことを感じました。

2008.12.11|コメント(0) | 院長の読書感想文

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