『あーぁ、楽天イーグルス』
昨シーズンで引退した
(解雇された!?)
野村監督(ノムさん)の本。
帯には
解雇通告の真相、と
書かれていますが、むしろ
「考えることの大切さ」と
「人間教育の大切さ」が
メインテーマであり
そこに惹かれました。
まず「ID野球」。
選手に対して
「考えろ、頭を使え」
「無形の力を養え」
と指導していたそうです。
チームというのはメンバー全員が
自分の仕事を全うしてこそ機能する。
これは野球だけでなく、
仕事においても共通することです。
チームのために
自分は何ができるのか、
何をしなければいけないのか、を
考え行動する。
当クリニックの主任、副主任以下、
スタッフ全員に期待するところです。
それから「人間教育の大切さ」。
わたくしは
巨人のV9時代(昭和40-48年)を
あまり覚えていません。
(昭和43年生まれです、念のため)
当時の巨人軍監督川上哲治さんは
ミーティングなどで
野球の話はほとんど
しなかったのだそうです。
「人としてどうあるべきか」
が話の大半だった、と。
「感謝の心」
「謙虚な心」
「素直な心」
を忘れないように、と
書かれています。
わたくし自身が人間教育を
できるような器かどうか。
しかし、自分自身に対し、
それからスタッフ皆が
成長できるように
努力はできると信じています。
ノムさんも書いています。
「努力は絶対に無駄にはならない」と。
2010.01.26|コメント(0) | 院長の読書感想文