BLOG,院長の読書感想文

『剣客太平記』

暑さ寒さも。。。の言葉通り

清々しくなって参りました。

季節の変わり目には

くれぐれも体調にお気をつけ下さい。

さて、時代小説です。

『剣客太平記』

岡本さとる ハルキ文庫

 

爽やかです。

剛剣でありながら人情味のある

主人公峡竜蔵。

テンポ良く、そして実に爽やかです。

ここ数日の天気と同じくらい。

時代小説では、

やっぱり池波正太郎。

『剣客商売』や『鬼平』が

素晴らしいですね。

ちょっと前には北方謙三の

『余燼』のピリッと皮膚に刺さるような

緊張感に惹き込まれました。

今回の岡本さとる氏は

『水戸黄門』、『剣客商売』など

テレビ時代劇の脚本を手掛けた方だそうです。

納得です。

実に勧善懲悪でハッピーエンド。

気持ち良く読むことができました。

文庫書き下ろしとのことなので

続きも期待できそうです。

2011.09.25|コメント(0) | BLOG,院長の読書感想文