院長ブログ
社会見学パート2
先日当院がお取り引きしている
医薬品卸のメディセオの物流センターを見学してきました。
名古屋エリア・ロジスティクス・センター、
一言でいうと薬剤の超巨大物流センターです。
ロジスティックというのは
そもそも「兵站へいたん」
という意味です。
この言葉は
『再生巨流』というわたくしの
好きな小説で知った言葉です。
(このブログでも以前ご紹介しました)
ロジスティックという響きが
何となくカッコ良く感じたことを
思い出します。
医薬品を安全にかつ間違いなく
配送していただけるような
仕組みができています。
アマゾンやアスクルなどもきっと
こんな感じではないかと
想像しました。
医療の現場でも薬や道具、機械がなければ
十分な診療ができません。
いろいろな方々に支えられて
仕事に専念いたします。
ところで
大きさにも非常に圧倒されましたが、
加えて、スタッフの皆さん、
お一人お一人が
仕事中にもかかわらず
とても気持ち良く
挨拶してくださいました。
本当に清々しい気持ちに
なりました。
見習います。
とても有意義な社会見学でした。
急に涼しかったり、
蒸し暑くなってきたり、と
気温の変動があります。
体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。
痛みの研究会
あっという間に5月中旬です。
連休はいかがでしたか。
わたくしは日頃できない
雑用をしているうちに
過ぎてしまいましたが。。。
先月は東京で研究会があり
先週末は学会、研究会が続き、
これまたあっという間でした。
医学が進歩したとはいえ、
痛みの分野というか、
人間の体はまだまだ
未解明なことがたくさんあります。
基礎医学的なことがらも含めて
勉強になります。
わたくしがご指導いただいた
恩師の先生にお話を伺うことができました。
また、初めての先生にもご紹介頂いたり、
数年前に当院へ見学に
来て下さった先生と再会したりと、
いろいろな出会いがありました。
ご縁という言葉は
40代を過ぎて改めて
感じます。
日々学び、気づきを大切にしていく所存です。
直木賞受賞 葉室麟
日差しは暖かくなって参りました。
とはいえ寒暖の差があります。
54歳で作家デビューし、
幾度も直木賞候補に上りながら
やっと今年受賞したとのこと。
文庫化された作品を読んでみました。
(この作品は受賞作ではありません、念のため)
『銀漢の賦』
葉室麟 文春文庫
ズバリとても良いです。
時代小説は難しく感じて
すっと入れないときがありますが
この小説はテンポよく
程よく解説が入るので
一気に読破でした。
源吾、将監、十蔵の三人が主人公。
立場が異なりながらも
それぞれの「覚悟」と「心映え」。
花を活ける将監の母に訊ねる源吾
「花というものは自然に咲いておって
きれいなものだと思いますが、
やはり葉は切らねばならぬものですか」
将監の母千鶴
「源吾殿は、人は皆、生まれたままで
美しい心を持っているとお思いですか」
「人も花も同じです。
生まれ持ったものは尊いでしょうが、
それを美しくするためにはおのずと
切らなければならないものがあります。
花は鋏を入れますが、人は勉学や武術で
鍛錬して自分の心を美しくするのです」
漢詩もいくつか出てきます。
「銀漢声無く玉盤を転ず
此の生、此の夜、長くは好からず
明月、明年、何れの処にて看ん」
(銀河には玉の盆のような明月が
音もなくのぼる。
この楽しい人生、この楽しい夜も永久に
つづくわけではない。
この明月を、明年はどこで眺めることだろう)
銀漢とは天の川のことだそうです。
学生時代に勉強した漢詩は苦手でしたが
こういった小説や場面から学べば
楽しかったのかもしれません。
「凛冽(りんれつ)」
とはこういう意味なのかと
伝わってくる作品です。
すでに数回読み返しました。
爽やかで、やはり勧善懲悪というか
それなりのハッピーエンドが良いですね。
三寒四温です。
体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
ペインクリニックを目指す先生
今週も寒かったですね。
週末には十分な睡眠、休養を取って
体調管理お気を付け下さい。
さて、前回は友人のクリニックを
見学してきたお話を書きました。
今週は別の先生が当院を見学に来てくれました。
当院がペインクリニック学会指定研修施設に
なっていることから選んでくれたとのことです。
ペインクリニックを志す医師が増えることは
とても喜ばしいことです。
(特に東海地方は少ないですので)
同時に私自身が研鑽し、
見学に値するような
充実したペインクリニックを
築いていく所存です。
社会見学
名古屋にも雪が降っています。
防寒対策、そして足元にお気をつけてください。
さて、先日友人のクリニックを見学して参りました。
勤務医時代からほかの病院やクリニックを見学するのが
好きでした。
いろいろな気づき、学びがあります。
参考になる点、私どものクリニックの良いところ、
改善すべきところなど改めて気づきます。
開院当初より心がけておりますが、
3S(整理、整頓、清潔)の重要性を改めて
感じました。
当たり前のことを当たり前にできるクリニックを
築いて参ります。
これから一か月、寒さが一番厳しい季節です。
体調管理にご留意ください。
2012.02.02|コメント(0) | クリニックからのお知らせ
新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ
よろしくお願い致します。
当たり前のことを当たり前に、
そういったクリニックを
築いて参ります。
継続は力なり。
スタッフ一同真摯に診療に
従事いたします。
どうぞよろしくお願い致します。
2012.01.04|コメント(0) | BLOG,クリニックからのお知らせ
クリスマスプレゼント!
あっという間に今年も
残すところあとわずかです。
『一生を変えるほんの小さなコツ』
野澤卓央 かんき出版
今年最後のお薦め。
素敵な言葉、気負わず励まされる
言葉のオンパレードです。
最初から最後まで結構当たり外れなく
テキトウに開いても
どのページからでも
元気をもらいます。
もしよろしければ
クリスマスプレゼントにどうぞ。
ということで、毎度の読書感想文でした。
『五分後の世界』
あっという間に11月も後半。
あと1カ月とちょっとで今年も終わりです。
時間の流れが速く感じます。
わたくしの好きなテレビ番組の
司会をしている村上龍氏。
『五分後の世界』
幻冬舎文庫
『ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界Ⅱ』
幻冬舎文庫
以前エッセイの中で
伝えたいことを小説にして表現していく、
といった内容のことを書かれていました。
そういう目で読むと
村上龍さんの小説の中にたくさんの
メッセージを感じます。
今回はパラレルワールドの物語です。
(今回といっても10年以上前の作品ですが)
パラレルワールドと言えば
(毎度になりますが)村上春樹氏の
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』
昨年の『1Q84』が思い浮かびますが、
趣向は全く異なります。
5分ずれた世界に紛れ込んだ主人公小田切。
(『五分後の世界』)
そして続編では
まったく別の主人公、
アメリカン人ジャーナリストが
生きる世界。
(『ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界Ⅱ』)
テレビ司会のとき以上に厳しいメッセージを感じます。
UG兵士の仲間のミツイが倒れた際
「悲しい悲しいと叫び大声で泣くことによってミツイが助かるならば彼らはそうするだろう。UG兵士はシンプルな原則で生きている。最優先事項を決め、すぐにできることから始め、厳密に作業を行ない、終えると次の優先事項にとりかかる。悲しい時にただ悲しい顔をしていても事態の改善はない」
そして主人公キャサリン・コウリーが述べる
「圧倒的な危機感をエネルギーに変える作業を日常的にしてきたか、を試されることになります」
UGとか兵士とかミツイとか。
これはネタばれになってしまうので
ご興味あればご一読を。
完全なSFですが、
村上龍氏の小説からもエッセイからも
強烈に感じるのはまさに
“危機感”
でもただただ“危機感”を持てばよい
というわけでもなく
“危機感”との間合いの重要性です。
この2作品がそれぞれ1994年、1996年に
発表されたというのは驚きです。
気温が下がってきました。
体調にお気をつけ下さい。
『神の子どもたちはみな踊る』
爽やかな日が続きます。
ずっとこんな天気なら良いのに、
と思うくらいです。
この連休中は運動会の音楽が
何処からともなく聞こえたりしました。
今頃から夏の疲れが出てくることがあります。
体の奥に溜まっていた錘のようなものが
表面に出てくるように。
体調にお気をつけ下さい。
で、読書の秋です。
そろそろノーベル文学賞の候補、
と言われている村上春樹氏。
今年は残念でした。
短編集です。
『神の子どもたちはみな踊る』
村上春樹 新潮文庫
わたくしが繰り返し読むのは
「タイランド」。
女性医師とガイド兼運転手ニミットとの
会話に癒されてきます。
エッセイにも書かれていますが、
孤独を愛する方ですね。
「タイランド」続いて
大変評価されている「かえるくん、東京を救う」、
「蜂蜜パイ」と続く流れ。
未来への光というか希望というか
立ち向かっていこう、というような方向へ。
強いられるほどの強引さはなく
自然と導かれる、といった感じでしょうか。
『剣客太平記』
暑さ寒さも。。。の言葉通り
清々しくなって参りました。
季節の変わり目には
くれぐれも体調にお気をつけ下さい。
さて、時代小説です。
『剣客太平記』
岡本さとる ハルキ文庫
爽やかです。
剛剣でありながら人情味のある
主人公峡竜蔵。
テンポ良く、そして実に爽やかです。
ここ数日の天気と同じくらい。
時代小説では、
やっぱり池波正太郎。
『剣客商売』や『鬼平』が
素晴らしいですね。
ちょっと前には北方謙三の
『余燼』のピリッと皮膚に刺さるような
緊張感に惹き込まれました。
今回の岡本さとる氏は
『水戸黄門』、『剣客商売』など
テレビ時代劇の脚本を手掛けた方だそうです。
納得です。
実に勧善懲悪でハッピーエンド。
気持ち良く読むことができました。
文庫書き下ろしとのことなので
続きも期待できそうです。


