院長ブログ

オリンピックに、甲子園に、それから受験

いよいよ夏真っ盛り。
熱中症や夏バテ予防に十分な休養とバランスのとれたお食事、
そして水分補給をおとりください。

さて五輪もいよいよ佳境。
日本の選手たち、世界の選手たちが頑張っている姿に
エネルギーが湧きます。

みんなそれまでの4年間、あるいはそれ以上の
準備があって、地道な練習の継続、努力があって
五輪の舞台に立っているということに
勝者であれ、敗者であれ
シンプルに心が動かされます。

それからいよいよ甲子園開幕ですね。
球児たちも日々練習を重ね、予選を勝ち抜いて
甲子園のグランドに立っているんですね。
そこまでの道筋に純粋にジーンときます。

一方、夏休みは受験の夏でもあります。
当院にお越しの方やそのご家族で
勉強を頑張っている方たちがいます。
これまた日々継続、日々努力です。

【古いジョークにこういうのがある。
ニューヨークの路上で老婦人がミュージシャンに尋ねる。
「すみませんが、カーネギーホールへはどうやったら行けるのでしょう?」
ミュージシャンは答える、
「練習あるのみ!」】

『ジャズ・アネクドーツ』
ビル・クロウ 村上春樹訳 より

練習あるのみ。
勉強あるのみ、です。

がむしゃらな日々は必ず報われます。
皆さん頑張ってください。
応援しております。

わたしたちスタッフ一同も
日々成長できるよう精進いたします。

2012.08.08|コメント(0) | BLOG,院長の読書感想文

開院4周年

開院して4年を迎えることができました。
当院にお越しいただきました皆さま、
関係者の皆さま、
心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

あっという間の4年でした。

日々成長を、と思い
これまで以上にスタッフ一同
精進致します。
よろしくお願いいたします。

2012.06.12|コメント(2) | BLOG,院長の診療日誌

『舟を編む』

本屋大賞第1位など受賞し、
ベストセラーになりました。

度々書評で取り上げられているので
辞書を編集する人たちの小説ということは
知っていました。

知人に勧められ、ついでに貸して頂きました。

『辞書』がテーマですから
勝手に重々しいと思っていましたが、
軽やかです。
最近の流れのようにも感じますが、
サラリと読めます。

『辞書』ってフツーに使っていますけど
日々新しい言葉が生まれる中
『辞書』をつくるということが
こんなに情熱的なものとは知りませんでした。

以前、村上春樹氏が
無人島に行くときに1冊だけ本を持っていくなら
辞書かな、というようなことを書いていましたが、
『辞書』の面白さ、奥深さが伝わってきます

めれん、という言葉は知りませんでした。
知らないことだらけです。
(意味はぜひお読みください)

何かに打ち込むということは
素敵なことです。

繰り返しますがサラリと読めるので
蒸し暑い中でもお勧めです。

名古屋は昨日から入梅です。
体調管理にお気を付け下さい。

2012.06.09|コメント(0) | BLOG,院長の診療日誌

社会見学パート2

先日当院がお取り引きしている
医薬品卸のメディセオの物流センターを見学してきました。
名古屋エリア・ロジスティクス・センター、
一言でいうと薬剤の超巨大物流センターです。

ロジスティックというのは
そもそも「兵站へいたん」
という意味です。
この言葉は
『再生巨流』というわたくしの
好きな小説で知った言葉です。
(このブログでも以前ご紹介しました)

ロジスティックという響きが
何となくカッコ良く感じたことを
思い出します。

医薬品を安全にかつ間違いなく
配送していただけるような
仕組みができています。

アマゾンやアスクルなどもきっと
こんな感じではないかと
想像しました。

医療の現場でも薬や道具、機械がなければ
十分な診療ができません。

いろいろな方々に支えられて
仕事に専念いたします。

ところで
大きさにも非常に圧倒されましたが、
加えて、スタッフの皆さん、
お一人お一人が
仕事中にもかかわらず
とても気持ち良く
挨拶してくださいました。
本当に清々しい気持ちに
なりました。
見習います。

とても有意義な社会見学でした。

急に涼しかったり、
蒸し暑くなってきたり、と
気温の変動があります。
体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。

2012.05.16|コメント(0) | BLOG,院長の診療日誌

痛みの研究会

あっという間に5月中旬です。
連休はいかがでしたか。

わたくしは日頃できない
雑用をしているうちに
過ぎてしまいましたが。。。

先月は東京で研究会があり
先週末は学会、研究会が続き、
これまたあっという間でした。

医学が進歩したとはいえ、
痛みの分野というか、
人間の体はまだまだ
未解明なことがたくさんあります。

基礎医学的なことがらも含めて
勉強になります。

わたくしがご指導いただいた
恩師の先生にお話を伺うことができました。
また、初めての先生にもご紹介頂いたり、
数年前に当院へ見学に
来て下さった先生と再会したりと、
いろいろな出会いがありました。

ご縁という言葉は
40代を過ぎて改めて
感じます。

日々学び、気づきを大切にしていく所存です。

2012.05.14|コメント(1) | BLOG,院長の診療日誌

直木賞受賞 葉室麟

日差しは暖かくなって参りました。
とはいえ寒暖の差があります。

54歳で作家デビューし、
幾度も直木賞候補に上りながら
やっと今年受賞したとのこと。
文庫化された作品を読んでみました。
(この作品は受賞作ではありません、念のため)

『銀漢の賦』
葉室麟 文春文庫

ズバリとても良いです。

時代小説は難しく感じて
すっと入れないときがありますが
この小説はテンポよく
程よく解説が入るので
一気に読破でした。

源吾、将監、十蔵の三人が主人公。
立場が異なりながらも
それぞれの「覚悟」と「心映え」。

花を活ける将監の母に訊ねる源吾
「花というものは自然に咲いておって
きれいなものだと思いますが、
やはり葉は切らねばならぬものですか」

将監の母千鶴
「源吾殿は、人は皆、生まれたままで
美しい心を持っているとお思いですか」
「人も花も同じです。
生まれ持ったものは尊いでしょうが、
それを美しくするためにはおのずと
切らなければならないものがあります。
花は鋏を入れますが、人は勉学や武術で
鍛錬して自分の心を美しくするのです」

漢詩もいくつか出てきます。

「銀漢声無く玉盤を転ず
此の生、此の夜、長くは好からず
明月、明年、何れの処にて看ん」
(銀河には玉の盆のような明月が
音もなくのぼる。
この楽しい人生、この楽しい夜も永久に
つづくわけではない。
この明月を、明年はどこで眺めることだろう)

銀漢とは天の川のことだそうです。

学生時代に勉強した漢詩は苦手でしたが
こういった小説や場面から学べば
楽しかったのかもしれません。

「凛冽(りんれつ)」
とはこういう意味なのかと
伝わってくる作品です。

すでに数回読み返しました。

爽やかで、やはり勧善懲悪というか
それなりのハッピーエンドが良いですね。

三寒四温です。
体調にはくれぐれもお気を付け下さい。

2012.03.04|コメント(0) | BLOG,院長の読書感想文

ペインクリニックを目指す先生

今週も寒かったですね。
週末には十分な睡眠、休養を取って
体調管理お気を付け下さい。

さて、前回は友人のクリニックを
見学してきたお話を書きました。
今週は別の先生が当院を見学に来てくれました。

当院がペインクリニック学会指定研修施設に
なっていることから選んでくれたとのことです。

ペインクリニックを志す医師が増えることは
とても喜ばしいことです。
(特に東海地方は少ないですので)

同時に私自身が研鑽し、
見学に値するような
充実したペインクリニックを
築いていく所存です。

2012.02.18|コメント(0) | BLOG,院長の診療日誌

社会見学

名古屋にも雪が降っています。
防寒対策、そして足元にお気をつけてください。

さて、先日友人のクリニックを見学して参りました。
勤務医時代からほかの病院やクリニックを見学するのが
好きでした。
いろいろな気づき、学びがあります。

参考になる点、私どものクリニックの良いところ、
改善すべきところなど改めて気づきます。

開院当初より心がけておりますが、
3S(整理、整頓、清潔)の重要性を改めて
感じました。
当たり前のことを当たり前にできるクリニックを
築いて参ります。

これから一か月、寒さが一番厳しい季節です。
体調管理にご留意ください。

2012.02.02|コメント(0) | クリニックからのお知らせ

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ
よろしくお願い致します。

当たり前のことを当たり前に、
そういったクリニックを
築いて参ります。

継続は力なり。
スタッフ一同真摯に診療に
従事いたします。

どうぞよろしくお願い致します。

2012.01.04|コメント(0) | BLOG,クリニックからのお知らせ

クリスマスプレゼント!

あっという間に今年も
残すところあとわずかです。

『一生を変えるほんの小さなコツ』
野澤卓央 かんき出版

 

今年最後のお薦め。
素敵な言葉、気負わず励まされる
言葉のオンパレードです。
最初から最後まで結構当たり外れなく
テキトウに開いても
どのページからでも
元気をもらいます。

 

もしよろしければ
クリスマスプレゼントにどうぞ。

ということで、毎度の読書感想文でした。

2011.12.22|コメント(0) | BLOG,院長の読書感想文