院長ブログ

白洲次郎の洲

お恥ずかしい限りです。
ご指摘いただきました。

白洲次郎の洲の字を
州にしていました。

過去2回分訂正しました。。。

2009.03.12|コメント(0) | 院長の読書感想文

『プリンシプルのない日本』

前回ご紹介した
『白洲次郎 占領を背負った男』
北康利 講談社文庫
に続き、
『プリンシプルのない日本』
白洲次郎 新潮文庫
を読みました。

ちょうどNHKでドラマ第1部、第2部が
放映されましたね。

原理原則を大切にし、
そこからブレない芯の強さ。
日本人としての矜持を失わず、
常に考えている、
自分で考えて行動する。

サッカーのオシム監督、
楽天の野村監督、
日本電産の永守社長、
みなさん、頭を使うこと
自分で考えることの
重要さを訴えています。

戦前、戦後の時代に
自分で考え
それに基づいて行動した
白洲次郎。
最もカッコイイ日本人と
言われるのが頷けます。

第3話(全3話)は夏ごろ
放送予定だとか。

2009.03.10|コメント(0) | 院長の読書感想文

白洲次郎

戦後の日本再建を背負った
日本男児でありながら、
ダンディで紳士であった
白洲次郎を取り上げた本です。

『白洲次郎 占領を背負った男』
北康利 講談社文庫

文庫化されたところで上巻を読みました。
プリンシプルを大切にする、
ブレのない人物。
こういった人物を知ると
歴史への興味が大きくなります。

下巻へ突入。

今年NHKでドラマ化される
とのことです。

つづく

2009.02.15|コメント(0) | 院長の読書感想文

『企画書は1行』

院内課題図書が決まりました。

『企画書は1行』
野地秩嘉 光文社新書

自分の企画、提案で
相手にそのイメージを湧かせ、
自分の考えを相手に適格に伝えること。

コミュニケーションはどんな分野でも
基本であり、必要す。
でも、誰もが分かっていながら、
それでいて簡単ではありません。

放送作家で「食」に関しても
造詣が深い小山薫堂氏、
旭川動物園園長小菅正夫氏
などなど。
18名のさまざまな分野の方の
企画書を題材にした本です。

当クリニックの場合、
スタッフと患者さまとの
コミュニケーションはもちろん、
スタッフ同士、関連する業者さま、
近隣の方々、などなど。
人間が社会生活を営む上で必要な
コミュニケーションに役立つように、と思い
『企画書は1行』の少なくとも1章を読んで
気づいたこと、感じたことを
話し合いたいと思っています。

その結果は1ヶ月後くらいにブログ上で
ご紹介いたしますね。

2009.01.26|コメント(0) | 院長の読書感想文

またまた齋藤孝氏

『ナポレオンで仕事上達』
齋藤孝 角川oneテーマ21

齋藤氏の本は何度か取り上げてきました。
齋藤氏は人物の長所を掴むのが
ウマい方です。
それを自分に、あるいは皆に、
どう活かせるのか
を実に分かり易く表現してくれます。

さてナポレオン。
タフな軍人というくらいの認識で、
「私の辞書には~」
くらいしか知りませんでした。
(高校時代は日本史選択だったため
 世界史は。。。)
現代にも通用する強い信念、姿勢を
持っていたそうです。

いや違うな。

「何か成し遂げる」ために必要なものは、
いつの時代にも通じる、

ということですね。

ナポレオンの言葉を噛み砕き、
わたしたちに応用できるように
語りかけます。

わたしの気に入った個所を2つほど。

仕事はおもしろいものだ、と
考える習慣をつける。
今の仕事を好きになれば、
勉強するし、創意工夫もする。
そうすると結果が出てさらに好きになる。
そして楽しくなる。
充実感もわき、
どんどん良い循環に入っていく。

仕事とは99%地味なものである。

細かい仕事はできないが、
クリエイティブな仕事はできる、
なんて人はいない!

ナポレオンは面倒くさいことを
一手に引き受けていたそうです。
「地味力」の塊だったとのこと。
(齋藤氏は“○○力”という
 言葉がお好きですね)

福沢諭吉もそうだった、と書いてありました。
(『座右の諭吉』
 以前このブログでもご紹介しました)

書籍の中で出会った歴史上の人物から
少しでも吸収して成長できればと思います。

2009.01.21|コメント(0) | 院長の読書感想文

あけましておめでとうございます

謹んで新春の
 お慶びを申し上げます。

年末年始にかけて
皆さまいかがお過ごしでしたか?

わたくしは若干風邪気味で
静養しておりました。
というか寝正月でした。。。

テレビ見て、
ためてたビデオ見て、
読書して、
寝て。。。

2日は部屋の掃除してました。
年末できなかったので。

さて今年もより一層努力し、
皆さまのお役にたてるよう
精進致します。

どうぞよろしく
お願いいたします。

2009.01.03|コメント(0) | クリニックからのお知らせ

年末のご挨拶

今年も残すところあと3日。

関係者の皆様、
当クリニックにお越しいただいた皆様。
お世話になりました。
ありがとうございました。

心より御礼申し上げます。

どうぞよいお年をお迎えください。

2008.12.29|コメント(0) | 院長の診療日誌

今年の読書

今年の一番のお薦めは
夏にご紹介した『再生巨流』。

それからもう一つ。
『虚像(メディア)の砦』
真山仁 講談社文庫

NHKでドラマ化された
「ハゲタカ」の原作者でもあるこの著者が
テレビ局を題材に描いた作品です。
フィクションではありますが、
これに近い状況があるのかなあ、
などと思いながら、わたくしの好きな
ヒューマン・ストーリーでもあり、
大変満足な作品でした。

来年も時間の許す限りいろいろな
本と出合いたいです。

このブログでもご紹介します。

2008.12.29|コメント(0) | 院長の読書感想文

「チーズはどこへ消えた?」の結論

今回読書課題の結論

・ 基本に忠実に、シンプルに。
・ 常に考えて行動する。
・ 現状に満足せず常に工夫、改善を。

もう一つ。
患者さまはわざわざ当クリニックを
選んでお越しいただいたわけです。

これは御縁です。
この御縁に、
患者さまの期待に、
しっかりお応えできるよう
スタッフ一同常に成長を心がけ、
一生懸命診療させていただきます。

2008.12.20|コメント(0) | 院長の読書感想文

「チーズはどこへ消えた?」スタッフ感想文

さて、当クリニックのスタッフたちが
どのような感想を持ったのか
ご紹介しましょう。

「現状がウマくいっていない時には、
より良くしようと考え工夫するが、
ウマくいっている場合にはついつい
そのままにしてしまう。
居心地の良さから無意識に
このままで...
と思ってしまう。
例え改善する方法を発見していても、
変化させることで悪い結果に
なるのではないか、という恐怖で
躊躇してしまうことがある」

たしかに変化に対する恐怖、不安が
あるのは当たり前。
でも変えてみることでかえって
課題が見つかることもあります。

積極的な失敗は必ず成功のモトに
なります!

以前ご紹介した日本電産の永守社長も
「チャンレンジのないところから
決して成功は生まれない。
何もしない者より、失敗に終わっても、
何かをしようとした者を応援する。
そんな社員に拍手を送る会社であり、
経営者でありたいと思っている」
と述べています。

「すべてのことは常に変化する、と
いうことを学びました。
慣れてきてしまうと、看護であれ、
業務であれ、コミュニケーションであれ、
『いつもと同じで』
と流してしまいがちになる。
そうならないように常にアンテナを張り、
小さな変化にも気付くことができるように
しなければならない。
例えば、患者さまと接する際にも気持ち、
気分、体調は常に変わることを念頭におき、
少しの変化でも見落とさないように
すばやく対応したい」

「常に変化は起きており、現状を
維持するのではなく、どうすればより良く、
改善できるのかを考え、実行する」

これってまさしく
plan、do、check、action 
のサイクルにするということですよね。
あるいはセブンイレブンの鈴木会長の
言われる
「仮説、検証の繰り返し」
ということだと思います。
要するに各種ビジネス本や自己啓発本の
エッセンスってだいたい共通して
くるのですね、言葉が違っても。

今回の感想文で嬉しかったことが
ありました。
「月に1冊は本を読み、いろいろな知識を
身につけるようにする」
と書いてくれたスタッフがいたことです。

自分の趣味を押し付けるつもりは
まったくありませんが、
読書というのは自分が日常生活の中で
出会うことのない人の考えを
知ること、体験することができます。
読書は必ずその人を成長させてくれる、
とわたしは信じています。
ですので「本を読もっ!」という気持ちに
なって貰えたことが何より嬉しく感じました。

2008.12.19|コメント(0) | 院長の読書感想文