院長ブログ

『企画書は1行』のスタッフ感想文

課題図書にしておりました
『企画書は1行』
野地秩嘉 光文社新書
スタッフの読書感想文が揃いました。

「日本サッカー協会川淵三郎キャプテン
のキャプテンズミッションには
達成期限が付けられていたそうです。
常に大きな目標設定をしており、
各支部組織がどこまで実現できて
いるかをチェックする体制とのこと。
自分で目標設定、期限設定をし、
そこまでに必ず実行することが
大切であり、
その積み重ねが成功につながるのだと
改めて感じました」

「何かを行う際には期限を設定し、
どこまで進んでいるのかをチェック
しながら実行すること。
これをすぐに取り入れます」

「患者さまにご説明、ご案内する
際に内容を適切にわかりやすく
説明することが大切です。
クリニックで企画書を書く機会は
なかなかありませんが、
内容を適格にシンプルに
分かりやすく伝え、そのイメージを
ちゃんと伝えることは、
患者さまとコミュニケーションを
図る際にも通じる基本だと思います。」

「気さくに、と同時に、
誠実に接すること。
患者さまはもちろん、
スタッフ同士も、
そして自分も気分良く過ごせるように。
その日その時間、
何かのご縁で時間を
共有するのですから、
お互いが少しでも心地よい時間と
なるように努力します。
当たり前のことですが。
また、何かの誤解で不快な思いを
させてしまった場合にはすぐに
思いのままを誠実にお話しし、
その場で誤解を解くように努めます」

「コミュニケーションはとり過ぎて
とり過ぎることはありません」

「企画書の1行とは
内容のまとめではなく、
その一行を見たときに頭の中に
映像、イメージが浮かぶこと。
つまり、自分の頭の中の思いを、
相手の頭の中にそのまま適確に
伝えることが大切であり、
それはトレーニングで可能になる。 
文章力、コミュニケーション力を
身につけるために大切な言葉を
文字に書いて残しておくことに
します。」

「本の中のどの人たちも、新たな
可能性を見つけ出し、実現させるために
信念を持って仕事をしている。
そして何より努力を惜しまず妥協を
許さない。
妥協しないことにも
キチンと理由があり、
『一流のものを知り、
一流の仕事をしたことがあるから』
『良いものを知らない人は相手が出して
きたものをすぐによしとしてしまうから』
とあり、この言葉に納得しました」

こうしたレポートはファイルして
スタッフ同士で読むことができるように
しています。

各自がどんな風に感じたのか、
それもまたお互いで
知ってほしいからです

わたくしのアンテナも皆のアンテナも
これからもっともっと
感度があがるように努力してまいります。

2009.04.14|コメント(0) | 院長の読書感想文

白洲次郎の洲

お恥ずかしい限りです。
ご指摘いただきました。

白洲次郎の洲の字を
州にしていました。

過去2回分訂正しました。。。

2009.03.12|コメント(0) | 院長の読書感想文

『プリンシプルのない日本』

前回ご紹介した
『白洲次郎 占領を背負った男』
北康利 講談社文庫
に続き、
『プリンシプルのない日本』
白洲次郎 新潮文庫
を読みました。

ちょうどNHKでドラマ第1部、第2部が
放映されましたね。

原理原則を大切にし、
そこからブレない芯の強さ。
日本人としての矜持を失わず、
常に考えている、
自分で考えて行動する。

サッカーのオシム監督、
楽天の野村監督、
日本電産の永守社長、
みなさん、頭を使うこと
自分で考えることの
重要さを訴えています。

戦前、戦後の時代に
自分で考え
それに基づいて行動した
白洲次郎。
最もカッコイイ日本人と
言われるのが頷けます。

第3話(全3話)は夏ごろ
放送予定だとか。

2009.03.10|コメント(0) | 院長の読書感想文

白洲次郎

戦後の日本再建を背負った
日本男児でありながら、
ダンディで紳士であった
白洲次郎を取り上げた本です。

『白洲次郎 占領を背負った男』
北康利 講談社文庫

文庫化されたところで上巻を読みました。
プリンシプルを大切にする、
ブレのない人物。
こういった人物を知ると
歴史への興味が大きくなります。

下巻へ突入。

今年NHKでドラマ化される
とのことです。

つづく

2009.02.15|コメント(0) | 院長の読書感想文

『企画書は1行』

院内課題図書が決まりました。

『企画書は1行』
野地秩嘉 光文社新書

自分の企画、提案で
相手にそのイメージを湧かせ、
自分の考えを相手に適格に伝えること。

コミュニケーションはどんな分野でも
基本であり、必要す。
でも、誰もが分かっていながら、
それでいて簡単ではありません。

放送作家で「食」に関しても
造詣が深い小山薫堂氏、
旭川動物園園長小菅正夫氏
などなど。
18名のさまざまな分野の方の
企画書を題材にした本です。

当クリニックの場合、
スタッフと患者さまとの
コミュニケーションはもちろん、
スタッフ同士、関連する業者さま、
近隣の方々、などなど。
人間が社会生活を営む上で必要な
コミュニケーションに役立つように、と思い
『企画書は1行』の少なくとも1章を読んで
気づいたこと、感じたことを
話し合いたいと思っています。

その結果は1ヶ月後くらいにブログ上で
ご紹介いたしますね。

2009.01.26|コメント(0) | 院長の読書感想文

またまた齋藤孝氏

『ナポレオンで仕事上達』
齋藤孝 角川oneテーマ21

齋藤氏の本は何度か取り上げてきました。
齋藤氏は人物の長所を掴むのが
ウマい方です。
それを自分に、あるいは皆に、
どう活かせるのか
を実に分かり易く表現してくれます。

さてナポレオン。
タフな軍人というくらいの認識で、
「私の辞書には~」
くらいしか知りませんでした。
(高校時代は日本史選択だったため
 世界史は。。。)
現代にも通用する強い信念、姿勢を
持っていたそうです。

いや違うな。

「何か成し遂げる」ために必要なものは、
いつの時代にも通じる、

ということですね。

ナポレオンの言葉を噛み砕き、
わたしたちに応用できるように
語りかけます。

わたしの気に入った個所を2つほど。

仕事はおもしろいものだ、と
考える習慣をつける。
今の仕事を好きになれば、
勉強するし、創意工夫もする。
そうすると結果が出てさらに好きになる。
そして楽しくなる。
充実感もわき、
どんどん良い循環に入っていく。

仕事とは99%地味なものである。

細かい仕事はできないが、
クリエイティブな仕事はできる、
なんて人はいない!

ナポレオンは面倒くさいことを
一手に引き受けていたそうです。
「地味力」の塊だったとのこと。
(齋藤氏は“○○力”という
 言葉がお好きですね)

福沢諭吉もそうだった、と書いてありました。
(『座右の諭吉』
 以前このブログでもご紹介しました)

書籍の中で出会った歴史上の人物から
少しでも吸収して成長できればと思います。

2009.01.21|コメント(0) | 院長の読書感想文

あけましておめでとうございます

謹んで新春の
 お慶びを申し上げます。

年末年始にかけて
皆さまいかがお過ごしでしたか?

わたくしは若干風邪気味で
静養しておりました。
というか寝正月でした。。。

テレビ見て、
ためてたビデオ見て、
読書して、
寝て。。。

2日は部屋の掃除してました。
年末できなかったので。

さて今年もより一層努力し、
皆さまのお役にたてるよう
精進致します。

どうぞよろしく
お願いいたします。

2009.01.03|コメント(0) | クリニックからのお知らせ

年末のご挨拶

今年も残すところあと3日。

関係者の皆様、
当クリニックにお越しいただいた皆様。
お世話になりました。
ありがとうございました。

心より御礼申し上げます。

どうぞよいお年をお迎えください。

2008.12.29|コメント(0) | 院長の診療日誌

今年の読書

今年の一番のお薦めは
夏にご紹介した『再生巨流』。

それからもう一つ。
『虚像(メディア)の砦』
真山仁 講談社文庫

NHKでドラマ化された
「ハゲタカ」の原作者でもあるこの著者が
テレビ局を題材に描いた作品です。
フィクションではありますが、
これに近い状況があるのかなあ、
などと思いながら、わたくしの好きな
ヒューマン・ストーリーでもあり、
大変満足な作品でした。

来年も時間の許す限りいろいろな
本と出合いたいです。

このブログでもご紹介します。

2008.12.29|コメント(0) | 院長の読書感想文

「チーズはどこへ消えた?」の結論

今回読書課題の結論

・ 基本に忠実に、シンプルに。
・ 常に考えて行動する。
・ 現状に満足せず常に工夫、改善を。

もう一つ。
患者さまはわざわざ当クリニックを
選んでお越しいただいたわけです。

これは御縁です。
この御縁に、
患者さまの期待に、
しっかりお応えできるよう
スタッフ一同常に成長を心がけ、
一生懸命診療させていただきます。

2008.12.20|コメント(0) | 院長の読書感想文