院長の読書感想文

原田隆史氏、勝間和代さんの本

今日何とかブログを投稿して、9月はギリギリ2回更新しました。

さてこの1カ月でよかったのは原田隆史さん。
「カンブリア宮殿」(毎週月曜日、TV東京系)や
「ガイアの夜明け」(毎週火曜日、TV東京系)で以前拝見し、

『大人が変わる生活指導 』

を以前図書館で借りました。

今月読んだのは

『夢を絶対に実現させる方法! (DVD付)』 (日経ベンチャーDVD BOOKS)

『カリスマ教師原田隆史の
夢を絶対に実現させる60日間ワークブック
―わずか2カ月で「なりたい自分」に必ずなれる!』

の2冊。
目標設定の大切さ。
学生も大人もどちらにも重要であること。
何はともあれまずは目標を設定するように書かれています。
『大人が変わる生活指導 』よりも具体的に
目標の設定の仕方が書かれています。
(ワークブックだから当たり前ですが)

「リーチング」をもとに少しでも成長できるように頑張ります。
(リーチングについてはぜひご自身でお読みください)

さて、院内課題図書について。

最近、書店やTVでよく見る勝間和代さん。
あれだけ注目されるからには何かあるはずだ、と(今頃ですが)思い、
手に取ってみました。

『効率が10倍アップする新・知的生産術
―自分をグーグル化する方法』 
ダイヤモンド社

『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法 』
ディスカヴァー21

勉強する際には、ある程度の根性論と
ある程度の効率性とのバランスが
大事だと思っています。
これまでは斎藤一人さんの名言

「やってやれないことはない。
 やらずにできるわけがない」

という気持ちをもって勉強してきましたが、勝間和代さんの
提案する勉強法も必要だと感じました。
根性だけでは挫折してしまうので、勉強を
継続できる仕組みを作るように、と。
そういえば最近「仕組み」という言葉、
キーワードですよね。

そんな中で勝間さんが薦めていた書籍

『チーズはどこへ消えた?』 
スペンサー・ジョンソン 扶桑社

を当クリニックの課題図書としました。
7、8年前にベストセラーになった本です。
当時これまた図書館で借りて読みましたが、もう一度読んでみることにします。

11月末にはわたくしを含めた
当クリニック職員の感想文を
このブログに載せる予定です。

2008.09.30|コメント(0) | 院長の読書感想文

『Good Job グッジョブ』感想文

前回ご紹介しました
コミック
『Good Jobグッジョブ』 全7巻
 かたおかみさお 講談社

スタッフ全員が読破し、感想文を提出してくれました。
もちろんわたし自身も。

「男性の作者でありながら、登場人物の設定、個性のつけながら、職場でありがちな問題点をまとめています。
読者はそれぞれ自分に近いキャラクターに同感・同情しつつ、違うタイプの人の考え方を理解することができました。」

「『おはようございます』のあいさつ。ありがとう、と感謝を伝えること。ごめんなさいの一言。いずれも人間関係の中での基本であり、当たり前のことではあります。しかし、なかなか十分にはできていないのも現実。
当たり前のことをキチンとすることの大切さが伝わってきます。」

「笑顔を忘れない。これはすぐにでも取り入れられること。そして相手の気持ちになって行動すること。自ずと自分がどういう行動をとるべきかが見えてきます。」

「患者さまに対してはもちろんのこと、スタッフ同士でも常にコミュニケーションをとり、相手を知るアンテナを張ることで、いろいろなことに気づくことができるということに気づきました。
『笑顔は伝染する』という言葉の通り、笑顔を忘れず心がける。笑顔で挨拶。当たり前のことですがそれが自然とできるように心がけたいです。」

「ミスをしてしまったら、そのミスをいかに自分の糧とするか。そこでその人の真価が問われる。同じミスを繰り返さないために自分が次にどのような行動をするべきか。マイナスをいかにプラスに変えるのか、ということが勉強になりました。」

などなど。

この作品から何を学び、実際に行動に取り入れるかをお互いに評価し合うような仕組みを考えています。

まずはこれから1か月。どんな変化があるのかお互いを見つめ合いながらクリニックを成長させてまいります。

さて、次はどの課題図書にするのか、当クリニックの「スキルアップ・プロジェクト」リーダーと相談して決めたいと思います。

私は以前このブログでご紹介した『再生巨流』がいいと思うんだけどな。
またご報告します。

2008.09.05|コメント(0) | 院長の読書感想文

『Good Jobグッジョブ』全7巻

世間はお盆休み。
当院でも本日より3日間お休みを
いただいております。

さて、前回最後に触れましたマンガを
ご紹介します。

ある方に薦められて大人買い
してしまいました。

コミック
『Good Jobグッジョブ』 全7巻
 かたおかみさお 講談社

毎日の仕事でいかに元気に明るく
楽しく過ごすことができるのか。
とある会社のOLさんが主人公。

“気づき”
 いかに周囲に対してアンテナを張り
 ちょっとした気づき、気遣いで
 みんなが気持よく仕事ができるのか。
同時に、周囲に振り回されない
“ぶれない芯”
をもつことの大切さを
描いています。

この本、良い!!!
社会人全員必読!!

クリニックに置いてスタッフみんなに感想文を
提出してもらうことにしました。
8月末締め切り。
このブログでも一部公開予定です。

ネットで調べたら以前NHKで
ドラマにもなっていました。

ほんとにお薦めです。

2008.08.14|コメント(0) | 院長の読書感想文

ペイン池下クリニックの基本理念について

開院にあたり、基本理念をつくりました。

『医療にたずさわる者の本分に徹し、
患者さまの痛みや痛みに伴う苦悩を軽減し、
身体活動の維持・改善を図ることによって、
イキイキと日常生活を送って
頂けるよう全力を尽くす。』

『患者さまとの相互の信頼関係を
築きながら、満足のいく医療を提供して
皆さまのお役に立ち、喜んで頂くことを
第一義とする。』

いろいろな社会情勢、環境、周囲の
変化などに惑わされることなく、
ぶれることないように。
そして私たち自身が納得した、
キチンとした医療を提供できるように。
そういった気持ちを込めてつくりました。

かの松下幸之助も会社設立のときから、
つまり会社が大きくなる前に基本理念を
定めたと聞きます。

『千年、働いてきました 
―老舗企業大国ニッポン』
 野村進 角川新書
『できる会社の社是・社訓』
  千野信浩 新潮新書
『ビジョナリー・カンパニー
― 時代を超える生存の原則 』
ジェームズCコリンズ 日経BP出版センター

どのような状況においても
ブレることのない土台が大切であると同時に
いろいろな状況において柔軟に
対応することの重要性。
また、“分をわきまえる”ことの大切さが
書かれています。

基本理念をベースにスタッフ一同
日々精進し、成長していきたいと
考えています。

今回はちょっとマジメに書いてしまいました。

次回は先週末に大人買いしてしまった
マンガをご紹介します。

2008.08.06|コメント(0) | 院長の読書感想文

楡 周平 「再生巨流」

ここ数年で一番お気に入りの一冊を
ご紹介します。

楡周平、にれしゅうへいさんといいますが、
そもそもハードボイルドな
「Cの福音」シリーズが気に入っていました。

「再生巨流」数年前に図書館で出会い、
文庫本になったのを機に購入しました。

運輸会社を舞台に
左遷された主人公が新規ビジネスを
立ち上げるストーリーです。

「ロジスティックス」をキーワードに
(この意味はぜひこの本の中で!)
仕事に対する姿勢、情熱を熱くみせつつ、
プレゼンや仕事の進め方や
プロジェクトマネジメントなど
ビジネス本、自己啓発書に
出てくるような内容を
織り込んだ素晴らしい小説でした。

教科書などには赤鉛筆で
アンダーラインを引く私ですが、
小説でアンダーライン、書き込みをしたのは
この「再生巨流」が初めてです。

当院スタッフの夏の課題図書にしようと
思っています。

2008.08.01|コメント(0) | 院長の読書感想文

座右のニーチェ

『座右のニーチェ』読み終わりました。
ゲーテ、福沢諭吉に比べると、
ニーチェは私にとってはより高貴、高尚な
(斉藤孝氏の文章を通して感じたところ)
イメージでした。
というわけで、ゲーテ、諭吉のようには
一気に読み通せませんでした。

そんな中で気に入った言葉は

「君は円柱の姿になるように努めるべきだ。
円柱は高くなればなるほど、
いよいよ美しく、細くなる。
しかし内部では、いよいよつよく、
担う力をましてゆくのだ」

ちまちませずに、自分自身を磨いて日々成長するように突き進め、
というメッセージと勝手に受け取りました。

私は気に入った本は何度も読み返すタイプ。
もう一度『座右のゲーテ』『座右の諭吉』を
読みなおそっと。

2008.07.11|コメント(0) | 院長の読書感想文